【MY LETTERS】vol.3 カリグラフィーアーティスト miyuyimによるコラム
COLUMN ART
2019.11.27
こんにちは!
今回はカリグラフィーのペン先について紹介したいと思います。
通常、何かを書く時はボールペンを使う人が大多数ですよね?わたしはカリグラフィーを始めるまではボールペンしか使ってなかったです。
お気に入りの万年筆を持っている人もいらっしゃいますね。ステキです。
わたしの普段使いのお気に入りのボールペンはJET STREAM。中でも3色ボールペンを愛用しています。
なんですかね、あの書きやすさは。
慣れすぎてしまって他のペンを試したいという気持ちにすらならないくらい愛用しています。
JET STREAMくらい良いと思われるボールペンがあればぜひ教えてください!
カリグラフィーのペン先にも自分に合うもの、合わないものがあり、ペン先によって文字そのものの雰囲気が変えることができます。
カリグラフィーで使用するペンは、ペンホルダーとペン先に分かれていて、そのペン先をいろいろ変えて文字の変化を楽しみます。漫画家が使うペン先もカリグラフィーで使用できるものがあり、漫画家は付けペンと言ったりもします。
そのペン先のことを 、
Nib ニブ
といいます。
英語の単語を覚えまくっていた日々があったのに、聞いたことのないワードでした。汗
普通にペン先と言っても良いんですが、あえて英語を使った方が気分が上がります。(形から入るタイプw)
カリグラフィーをやりたい!と思って色々調べる中で、このニブ自体のデザインがメーカーによって違うのですが、それがまたカッコイイ!と思ったのもやりたいと思ったきっかけです。というか、この道具を持っていること自体がカッコいいと思いました。(形から入るタイプw)
昔から良いと思った文房具はついつい買ってしまうタイプなので、このニブも例外ではありません。
今回はわたしのニブコレクションの一部を紹介させてください。
まずはニブってこんなもの、形やデザイン、こんな種類があるのか~と、お楽しみいただければと思います。
すべて日本で購入できるニブで、日本のカリグラファーのほとんどはこの辺りのニブを使っていると思います。
わたしはニブを見てるだけで楽しくなります♪
どうやって使うんだろう?
何でこんな形なの?
先の形が違ったりするよね?
インクはどうやってのるんだろう?
など色々な見所があります。
書き比べも近いうちにご紹介できればと思っています。見た目が違えば書き味も全く違ってくるので面白いんです。
お気に入りの道具を使うことは文字を書く上でもとても重要です。その文字に入る想いが変わってきます。
海外にはもっとたくさんいろんな種類があったり、ヴィンテージニブもあってそれもとてもかっこいいものばかりなので、旅先で探してみるのも楽しいと思います。
●Profile
miyuyim ミユ
R&B、Reggae、Drum’n’Bass のシンガーとしてメジャーレーベルやインディーズで数々の楽曲をリリースしクラブミュージックシーンで活動する傍ら、ファッション業界で様々な職種を経験。現在はカリグラフィーを軸に、ロゴ、ペーパーアイテム(ウェディング、バースデー、DM、インビテーションなどのパーティー関連)、メニュー、ショップウィンドウ、自身の作品などの制作や文字提供を行う。トラディショナルなフォントに80’s & 90’sカルチャーやUKミュージックから影響を受けた独自のセンスを文字に加えるスタイルで様々なフォントを手書きできるよう、日々、自分の文字への追求という書の道を歩んでいる。