【MY LETTERS】vol.9 カリグラフィーアーティスト miyuyimによるコラム
COLUMN ART
2020.03.24
こんにちは!
今回はわたしが好きなカリグラファー、アーティストのご紹介です。
一気に紹介しようと思ったけど、好きな人がどんどん出てきちゃったのでw
また数回に分けてご紹介できればと思います。
文字の表現方法は無限大だと感じさせてくれるアーティストが世界にはたくさんいて、なんだ!この人は!と、見つけるたびに心がわくわくします。
現在、こんな状況だからこそ、わくわくできる事を見つけてポジティブマインドをキープする様に心がけています。
・Katrina Centeno-Nguyen
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カリグラフィーを始めた頃、とにかくカリグラフィーのことを知りたいがためにいろいろと情報をネットやSNSで探しまくっていたところ、真っ先に目に留まったのは彼女のスタイルそのものでした。
彼女の書くスピードの速さは随一で、ガイドライン無しで真っ直ぐに、さらに美しいオリジナルフォントとバランスとを見事に彼女だけのスタイルを確立しているところに感銘を受けました。
しかも特別な勉強はしていないそうで、元々もっていたであろう才能を独自で築き上げたタイプのアーティストでしょうか。
たとえ彼女と同じ文字は書けなくても、同じスピードで書けなくても、マニュアル通りの文字を美しく書くだけのものでもなく、自分だけにしか書けない文字を追求していけば良いんだ、と思わせてくれたカリグラファーです。かなり影響受けてます。
彼女の書く動画は毎度見ていて飽きません。
・Tri Shiba
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正統派でオールマイティでどんなフォントでも美しく書ける人は世界にはたくさんいますが、Instagramでなぜかいつも手を止めて見てしまうのが彼の手書き文字です。
文字にも黄金比があって、その黄金比にはめた文字を書くと誰もが美しいと思える文字を書く事が可能ではあるだろうが、どれほど練習してここまで辿り着いたのか、気が遠くなりそうになりながらも目標は高く、ねw
ペン先やその文字の角度までも詳細に紹介してくれる動画はとても勉強になります。
雰囲気で書いてバランスを取ればそれなりに見えることもありますが、そのバランスを数字でキメてカチッと佇む文字の美しさにはうっとりします♡
文字にも数字が絡んで仕組みがあっておもしろいな~と思います。奥深いです~。
・Gemma O’Brien
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彼女はカリグラファーというよりはレタリングやミューラル作品を発表しているアーティストです。
力強いブラッシュレタリングが好きで、1人で大きい壁にババーンと書けるところがカッコいいし、制作過程動画も見てて楽しい。 大きな作品を作ってみたい!と思わせてくれます。
今日は以上3人のご紹介でした。シェアしたい画像や動画はまだまだたくさんあります。。興味がある人はぜひインスタやウェブサイトを見て、わたしのように癒されてくださいw
それぞれのスタイルにわたしがチャレンジしてみたい事がたくさん詰まっていて、それを一つ一つ試すことが楽しい。試した先にどんな気付きがあって、どう作品に反映していくか。自分と向き合う作業に夢中です。
みなさま、どうか手洗い、うがい、電車などでのマスクの着用、栄養のある食事、たっぷり睡眠を摂って、規則正しい生活リズムで前向きな判断力を持って、ご自愛くださいませ。
●Profile
miyuyim ミユ
R&B、Reggae、Drum’n’Bass のシンガーとしてメジャーレーベルやインディーズで数々の楽曲をリリースしクラブミュージックシーンで活動する傍ら、ファッション業界で様々な職種を経験。現在はカリグラフィーを軸に、ロゴ、ペーパーアイテム(ウェディング、バースデー、DM、インビテーションなどのパーティー関連)、メニュー、ショップウィンドウ、自身の作品などの制作や文字提供を行う。トラディショナルなフォントに80’s & 90’sカルチャーやUKミュージックから影響を受けた独自のセンスを文字に加えるスタイルで様々なフォントを手書きできるよう、日々、自分の文字への追求という書の道を歩んでいる。