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松下昇平:映画「3人の信長」オリジナルサウンドトラックリリース記念インタビュー

INTERVIEW MUSIC

2020.02.12

 

 

 

2019年9月に公開され、TAKAHIRO(EXILE)・市原隼人らが出演し話題となった時代劇映画「3人の信長」。

そのBlu-ray/DVDと同時にオリジナルサウンドトラックが2月14日に発売となる。

 

劇中音楽を担当し、全曲書き下ろし・編曲を行った松下昇平氏へインタビューを、今作の制作現場でもある自宅スタジオにて行った。

 

 

 

 

 – 映画「3人の信長」オリジナルサウンドトラック、リリースおめでとうございます。

まず制作についてお伺いします。松下さん自身 M-Swiftとしてオリジナル作品を多数リリースされている中、今回は時代劇の劇伴ということで意識したことはありますか?

 

 ありがとうございます。自分の作品は自分がビジョンを持っていてやりたことが見えているのですが、監督がどんなビジョンを持っているか、監督の頭の中に入っていくという作業を最初のミーティングから少しづつやっていきました。見えてる映像から聞こえている音楽を探り出すと言うところで、M-Swiftなどのオリジナル作品と違った方向性を作り出すといったところですね。

 

 

 – そこで苦労した点、また楽しかった点をお聞かせください。

 

 今回エンターテインメントムービーというところで、アクション・お笑いなど色んな要素があり、この場面はどんな場面なんだと音楽でしっかりメリハリをつけたいと考えていていました。そのビジョンは監督にはすごくあって、どのくらいまで面白いところを面白くするか、アクションをどのくらい迫力のあるアクションにしていくのか、スリリングにしていくのか、という振れ幅が最初は掴めなくて苦労しました。しかし監督と話をしていくうちに、振れ幅があっていいと気付き、コミカルのところは思いっきりコミカルにしたり、シリアスのところは思いっきりシリアスにしたりということが見えてきたところからとても楽しく出来ましたね。また監督がもっとやらかしたいというか、シリアスな時代劇に見えるのに実はこうだった、みたいな展開があったりして観ている人を裏切る音楽を考えないといけなかったのでそこは苦労しましたね。でもそこがチャレンジ出来て楽しかった部分でもありました。あと、3人の信長が三者三様の持ち味で、さらに声もみなさん個性的なので、語りの入る部分はとくにセリフを邪魔しないように、声そして演技ががもっと魅力的に響くように楽器や音域を工夫しました。

 

 

 – ギタリストでもある松下さんですが、今作もご自身のギターをレコーディングで使用されたのですか?

 

 今回は普通の時代劇の劇伴的な音楽だけではなくて、ロック、ジャズ、ロカビリー、ファンクの要素を入れてテーマを作ろうということだったので、ギターはかなり活躍しましたね。僕のスタジオには常にエレキギターが最高の音で録音できるようにセッティングしていて、今回の映画のテーマ曲に合うようにエフェクターを買い足したり、サウンド作りから行い、複数あるギター中からどれが一番マッチするか試したりしながら音色にもかなりこだわりました。面白い信長ギターサウンドが出来たのではないかと思っています。

 

今回の制作で使用した楽器/機材

 

 

 – 作曲・アレンジ・演奏と大活躍の今作、聴いて欲しいポイントをお聞かせください。

 

 そうですね、聴いて欲しいポイント色々あるのですが、まずはギターですかね!(笑)。ストリングスの美しいアレンジなども入っていたりして、かと思えば僕がやってきたようなダンスミュージックなどエレクトロな音楽が入っていたりする。その振れ幅がすごく面白いと感じていて、そこは楽しんで聴いて欲しいですね。ダブステップが入っているアルバムにロカビリーでギターがギュイーンて鳴っていて、しかもストリングが入っているみたいな感じですね。あと、管楽器ににも注目して聴いてほしいです。トランペットがオルケスタ・デ・ラ・ルスなどで活躍されている佐久間勲さん、トロンボーン後藤篤さん、テナーサックスとクラリネットは土井徳浩さん、とジャズの第一線で活躍されているメンバーに演奏してもらっていて凄く濃い内容になったと思っています。それぞれのソロも入っているので是非聴いて欲しいですね。

 

 

 – 完成した映画を見た時の感想はいかがでしたか?

 

 映像を見ながらの音楽制作だったので、試写のときは新しい感動というよりもホッとしたという感情の方が大きかったですね。それから劇場公開まで少し時間があったので、その間に忘れている部分があって、公開後に劇場で家族と観たのですが、改めてこんな素晴らしい映画に参加出来て良かった!という感想でした。

 

 

 – 最後にサントラを聴いてくださる皆さまへのメッセージをお願いします。

 

 予測不能なストーリーで色んな要素が入っている映画なんですが、音楽も僕の全て、ギター・ダンストラック・ストリングス・管楽器などを使った内容になっています。映画も音楽でさらに面白い内容にできたと思っているので、是非Blu-ray/DVDと合わせてサウンドトラックも聴いてもらえると嬉しいです。

 

 

 

 

●Artist Profile

 

 

松下 昇平 / Shouhei Matsushita

 

ジャズ・ソウル、そして最先端のダンスミュージックも取り込み、独自の視点で新たな地平を切り開く実力派プロデューサー / ギタリスト。
M-Swiftとして2007年イタリアIRMA Recordsからワールドワイドデビュー。
帰国後、Pony Canyonをはじめ国内海外のメジャー・インディーズから数々のオリジナル作品リリース。以降、様々なアーティストプロデュース、リミックス、映画、ドラマのサウンドトラックなど多方面で活躍している。NHKリオオリンピックのサウンドロゴなども担当。

 

Official web site

Twitter

 

 

 

●Release information

 

 

映画「3人の信長」オリジナルサウンドトラック

 

発売日:2020年2月14日(金)

価格:¥2,300+tax

品番:STYC-1001

 

1 信長のテーマ(フルバージョン)〜夢語り (ストリングス・バージョン1)
2 3人のテーマ(フルバージョン)
3 最悪の撤退戦
4 えっ!まじで
5 そんな馬鹿な
6 答えは手の中に
7 3人のテーマ(オープニングバージョン)
8 無念 – 信長の記憶
9 お前は誰だ?
10 そんな馬鹿な(コミカルバージョン)
11 おかしな3人
12 うずまく疑惑と定まらぬ憶測
13 仲間割れ
14 信長のテーマ (ギター・クラリネット・バージョン)
15 信長のテーマ (ギターソロ・バージョン)
16 夢語り
17 逃げろ
18 信長のテーマ (ストリングス・バージョン) 〜 夢語り (ストリングス・バージョン2)
19 信長のテーマ(オープニングバージョン)
20 しぶとい3人

 

各種音楽配信サービス
https://ssm.lnk.to/ThreeNobunagas
Amazon
https://www.amazon.co.jp/dp/B082Y5QPFF/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_AAIrEbN2TPWBP

「3人の信長」Official web site

 

●監督よりメッセージ

「3人の信長」は時代劇ではありますが、エンターテインメントの作品になるよう心掛け
ました。音楽も様々なジャンルがあり、楽しんでいただけると思います!
特に「3人のテーマ」はお気に入りです!

 

 

監督プロフィール

 

渡辺 啓

1976 年生まれ。大阪府出身。タレントとしてデビュー後、「聖者の行進」「僕らに愛を!」「理想の結婚」「ドク」「ザ・シェフ」など、数々のドラマ、映画、舞台などに出演し、1994年『第32回ゴールデンアロー賞芸能新人賞』受賞。その後、2003年「カントリーロード」で『日本テレビシナリオ登龍門』を受賞し脚本家に転身。作家活動に専念。主な作品では、連続ドラマ「白戸修の事件簿」、「ラストマネー ~愛の値段~」「タンブリング」、「RESCUE~特別高度救助隊~」、「ラブレター」、「夜王」、処女小説「あたしが、にゃあと泣いた日」(角川書店)などがある。また、作家活動のほかに「テニスの王子様」や「人造昆虫カブトボーグ V×V」など、数々のアニメ作品の声優としても活動中。更に2006年、作家・山田隆道氏と共に作家ユニット「あおい」を結成し、漫画原作なども執筆。また、舞台の[作・演出]も手掛け、活動の幅を広げている。映像の執筆を軸に活動し、最近では、映画「3人の信長」の監督も担当。