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岡本麻里 Interview【Suppage PRESSコラム連載開始】
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2018.09.06
この度、Suppage PRESSにて岡本麻里さんの連載がスタートします!
今回はそれに先立って、単独インタビュー記事を掲載します。
現在は(株)minto. 代表として活躍中。
『ものまねタレント おかもとまり 』としてブレイクした彼女の引退後にスポットを当てました。
― 芸能界引退後の現在、どのような活動を行なっているのですか?
今やっていることは主に、講演会やコンサル事業です。
また、将来的に『生きる』をテーマにした3つの作品を作りたいと考えています。
これも並行してやっています。
― その3つの作品とは?
まだ表立って言えないのですが、『生きる道はひとつではない』ということを
伝えられるような作品作りや活動を行っていきたいです。
― 芸能活動を辞めてこういった活動をやろうと思ったきっかけは?
タレントとして活動してきた中で、私はとても不器用なタイプだと感じました。
そんな私だからこそ気づいたことなどを伝えようと思いこのような活動を行っています。
タレントの方向けの講演会なども行っています。
― 講演会の主な内容は?
最近の講演会だと『交流力』をテーマにお話しました。
仕事でも、恋愛でも、何でもまずは”交流”することから始まるなと思って。
そこで上手く相手と交流するテクニックをお話しています。
あとは、セミナーに参加する方は、すごくやる気に満ちている方だったり、その反面頑張り過ぎて疲れてしまい悩みを抱えている方達が多いような気がします。
そんな方達に”交流力”を伝えつつ、頑張るだけでなく、息抜きも必要だということを自分の経験を踏まえて伝えています。それが制作活動にも繋がってきます。
―『交流力』ですか。
はい。
もともと私は人見知りでした。
それは自分の発言や行動が相手に不快な思いをさせていないか、迷惑なんじゃないか
そういう気持ちから人見知りになってしまっていたんだと気づきました。
自分を守るために人見知りになっていたんです。
でも、よくよく考えてみたら人から笑顔で話しかけられたり挨拶されると嬉しいじゃないですか?自分が思っているほど、周りはなんとも思っていないということに気づいたんです。
そう思った瞬間、気軽に挨拶したりもっと距離感を詰めても平気だなと感じました。
そういったことから学んだことを講演会で伝えていけたらと。
― そういうことに気づき始めた時期は?
23歳の頃ですね。当時芸能活動をしていく中でファンの方からアンチの方まで全員に好かれなきゃという思いがありました。
こういう発言をすれば面白い反面、中傷も受けてしまうんじゃないか
そう思うとバラエティなどで発言できなくなった時期があったんです。
同じ時期にしていた恋愛でさえ、売名行為だと批判されてしまいました。
その時、まじめでいるのが馬鹿なんだと思うようになりました。
自分を応援してくれる人は応援してくれるし、批判する人は批判する。
それなら応援してくれる人や身近にいる人を大切にしよう。
そう思うと自然と自分の中で壁が崩れました。
― 芸能界に入ったきっかけは?
中学生の頃、太田光代さんの生き方に憧れを持ちました。
光代さんのようなプロダクションの社長になりたいと思い、夢を応援してくれるという
番組に応募して受かったのですが・・・
実はアイドル番組だったんです(笑)
アイドルとしてデビューし、グラビア活動をやっていく流れになっていってしまいました。
そんな中、いろんなオーディションに参加するようになり、
そこにはとても可愛く、衣装を完璧に着こなす女の子たちばかりでした。
ルックスでは勝てない・・・ 私は何で勝負しようかと考えた時に、バラエティ番組が好きな私ならではの方法で勝負しようと考えたんです。
自己紹介の時に、『○○さんが言いそうなフレーズ』というのをフリップを使いながら披露しました。
すると、それがウケてオーディションに合格するようになりました。
そこから派生していき、モノマネ芸として確立されていった感じです。
―『モノマネタレント・おかもとまり』にはそんな経緯があったんですね。
導かれるまま、自然な流れで地位を確立していった感じがありますよね。
運やタイミングはとても大事で、当時の私はそれにうまくハマったという感じですね。
― 彗星のように現れたものまねタレントも、裏ではこんな紆余曲折があったわけですね。
話は変わりまして、自分が共感できたり好きなアーティストはいますか?
私は音楽に関してズボラなのですが・・・(笑)
自分人生で一番落ち込んでしまった時に聴いて元気をもらったのが、中島みゆきさんです。
歌詞ももちろんのこと、歌い方が素敵なんです。
『時代』という曲をライブバージョンで聴いた時に最初の出だしは力強く・儚い感じで歌い、
サビはとても優しい歌い方で、私を優しく包み込んでくれたような気がして。中島みゆきさんにはすごく助けられました。
最近だと、amazarashiさんの『つじつま合わせに生まれた僕等』が好きです。
壮大な映画を見てるような歌詞なんです。生きるがテーマになっていて。
時代が進化して便利になっていく分崩れるものがあって、でも人は生きていて。
結局は人を愛することが大事だと教えてくれる一曲です。
私は今、愛情を捧げるということをテーマにして生きています。
今まで仕事・恋愛・友人 何に関しても見返りを求めていました。
でも今は、自分の子供のために生きています。
この子の笑顔を見ていれればそれでいいと思えるようになりました。
これはいろんなことに通づることだと思います。
自分だけでなく、相手のメリットも考えて行動するようになりました。
それが愛情だと感じています。
― そうやって岡本さんが気づいた部分というのを事業を通して色んな人に伝えていきたいということですよね。
そうですね。講演会では自らが稼働しますが、映像制作は別の人が出演したり別のチームが結束して世に送り出してくれたりしますよね。その中で過去の自分のように不器用だったり、頑張りすぎちゃう人を助けられるような活動ができればと思っています。
― 今回は連載開始前ということでインタビューさせていただきましたが、連載にあたってどのようなものにしていきたいと考えていますか?
このインタビューを読んでいただくとわかる通り、私は誰かの為に生きたいという気持ちがあります。皆さんのお悩みなどを一緒に考えていけたらなと思っています。仕事・恋愛・人生についてなどどんなお悩みでもOKです!
Profile
岡本 麻里(おかもと まり)
1989/12/13 群馬県出身
2006年に芸能界デビュー、ものまねタレントとして人気を博し
2018年引退後は、(株)minto.の代表として活躍中。
■Suppage PRESSでは岡本麻里さんへのお悩み相談を大募集しております!
仕事・恋愛・人生についてなど、ジャンルは問いません。
連載の中で取り上げ、岡本さんに回答していただきます。
お悩みは info@styrism.comまで。