SPECIAL BACK TO BACK
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『BACK TO BACK』Vol.12 Selected by ナカニシ ケイゴ
SPECIAL BACK TO BACK
2019.02.01
ジャンルを問わない各界の著名人に、お勧めする独自の’’最旬音楽’’Best3をピックアップしていただき次の選曲家を指名してもらってリレー方式で’’音楽の和”を繋げていく企画『BACK TO BACK』
Vol.12の今回は、前回の 関 賢一 氏(Whatever プロデューサー)からのリレー、
MASKMAN Inc. (広告系Webサイト・サイネージ制作)代表取締役・ナカニシ ケイゴ氏にセレクトしていただきました。
・3曲の選考理由
僕は学生時代、小・中・高と放送部員でした。
当時校内放送の音源にはCDを使っていたのですが、CDって発売日の前日に店頭に並ぶ事が多いんですよ(所謂フラゲってやつですね)。 それで3時間目に学校をこっそり抜け出して、発売前のCDを入手しては「では、明日発売の新曲です!」みたいな事をやってました。完全にウケ狙いですが、それがすごく楽しくて(笑)青春ですねー。
今回お話をいただいた時にふとその事を思い出し、友達に「この曲、ちょっと良くね?!」と選曲していた、あの当時のテンションで選んでみました。
この3曲、ちょっと良くね?
いつかここで会いましょう / カーネーション(2016)
XTCに代表される、いわゆる「ひねくれポップ」も大好きなのですが、昭和生まれのザ・ベストテン世代、歌謡曲で育ったことから、王道のポップスが大好きです。カーネーションはこの「ひねくれ」と「王道」の境界線に大股でガッ!と立ち、そのどちらでもない最高なポップスを聴かせてくれます。ひねくれてて、王道。でもポップス。うっかりドラマのエンディングとかになったら大ヒットしちゃいそうな。そんなこの曲が大好きです。
Pop Virus / 星野源(2018)
星野源=王道中の王道!…と思われても仕方ないぐらいの売れ方、愛され方をされている彼ですが、やはり一筋縄ではいかないアーティストであると思います。最新アルバム『Pop Virus』の1曲目にしてリードトラックのこの曲。トラックメイカーをアサインした最新鋭のバックトラックに星野源印のメロがまったく違和感なく溶けこみ極上のポップスに。そして1曲目で驚いてたらアルバム2曲目は必殺の『恋』。全面降伏です。
奇蹟のランデヴー / 猪野秀史(2018)
2018年最大の収穫。仕事中は基本的にFMをずっと流してるのですが、そこで耳にしてすぐさま検索→Spotifyでアルバム『SONG ALBUM』を聴く→アナログ盤があるのをみつけて即ポチ→我慢できずにCDもポチというコンボを一瞬にしてキメました。まさに2018年版「HOSONO HOUSE」という趣のこのアルバムですが、発売にあたってなんと細野さんもコメントを寄せているのを発見→(細野氏コメントはこちら)
いろんなものが氷解したのでした。
Profile
ナカニシ ケイゴ
MASKMAN Inc. 代表取締役
1-10design TOKYOにて支社長/チーフディレクター/クリエイティブディレクターを務めた後、2013年に独立し、MASKMAN Inc. を立ち上げる。デジタルサイネージ、リアルイベント連動、Webサイト、アプリ制作を行う。 合言葉は「常に初陣」。
●Information
主に広告系のWebサイト、サイネージの制作を主業務としております。が、ゲームを作ったりシナリオ書いたりアニメ作品の映像作ったりフィギュアの写真を撮ったりカメラを改造したりもしてますよ、と役所の方にお伝えしたら「Webディレクターってそんなこともされるんですね、、、」と驚かれてました。日々業務を拡張しておりますので、いろんな無茶ブリお待ちしております。
なんでもまとめます。