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【Yesterday Is History, Tomorrow Is a Mystery】vol.11 トラックメーカー・Mori Zentaroによるコラム
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2020.09.08
もののけ姫を観た夏
2020年のことをこれから先振り返る時、
多くの人にとって非常に混沌とした一年として記憶されることは間
「ジブリ作品」や「アニメ映画」
その97年の初見の時は、子供心に「恐ろしい」「気持ち悪い」「
宮崎監督が、12年に及んだ「風の谷のナウシカ」
冒頭の「ドーン」という効果音が鳴る瞬間から、
完成後、監督が引退を宣言したのも納得してしまいます。
照葉樹が鬱蒼と生茂る原生林の美しくも恐ろしいような佇まいや、
ディダラボッチが倒れ、
そこには未解決の矛盾や問題は山積していても、
最後の最後で、新芽の芽吹く森の奥深くに一匹のコダマ(
けれど、だからこそ「生きろ」というメッセージが重く、
謂れのない呪いを受けて故郷を追われ、行き着いた先で、
コロナや巨大化していく自然災害などの脅威や、気候変動、
観賞後に感じた打ちのめされたような、
入館前に検温が実施され、
●Profile
Mori Zentaro
2013年頃よりトラックメイカーとして活動を開始。 以降様々なアーティストへのトラック、楽曲提供を行う。 ミュージシャン、フォトグラファー、ペインター等が集う アーティストコレクティブ「Soulflex」に所属。 Soul,R&B,Hiphop,Jazz,Funk,Electronica,Alternative Rock など、あらゆるジャンルから影響を受けた多彩な音楽性を特色とし、2017年に行われた国内最大級のトラックメイク、 ビートメイク、作曲の大会「beat grand prix vol.02」では ファイナリストに選出された。
近年ではSIRUPの他、「香取慎吾」「山本彩」「向井太一」など数多くのアーティストからの楽曲オファーが殺到。現在最も注目されるトラックメーカー・プロデューサーの1人。
Mori Zentaro:
Soulflex: